萩には「ちょんまげビール」なるクラフトビールがあります。
その名前だけでかなりインパクトがあるのですが、味ももちろん美味しいです。
私、あるゲストハウスのバーカウンターで店番をしているのですが、まぎれもなくこのちょんまげビールがダントツによく出ます。他にも日本のナショナルブランドや輸入もののビールが置いてあるのですがそちらはほとんど動きません。
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と言いながら、私は萩に来てからこのちょんまげビールを飲むことはほとんどありません。結局飲むのはナショナルブランドのビールです。ビールの味だけを追求するならナショナルブランドのビールで十分美味しく安価だからです。
また、ちょっと変わった味が欲しかったら「よなよなエール」などを選んでしまいます。同じように名前のインパクトのあるビールではありますが、やはりこちらの方が安価で美味しい味を楽しめるからです。
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結局のところ、この「ちょんまげ」というキーワードは「萩旅行」というシチュエーションのもとでのみ魅力が発揮されるものと考えられます。京都の人が生八つ橋を食べないように、観光客向けの商品というのは地産地消には向かないのです。
2021年2月9日(火) ビールが飲みたい
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