DSC_2676

半年ぶりのBlog更新となりました。
実はその間に、会社員という立場を捨て2020年より山口県の萩市に移住しました。
40歳を過ぎて新たな冒険に踏み出したこととなります。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

地域おこし協力隊として市の仕事に従事しつつ、中小企業診断士として独立を果たすこととなりました。
資格を取ったのが2017年。経営コンサルタントとして助言をするのが中小企業診断士の仕事ではあるものの、自ら大企業という組織に属し何も経営したことがないのは果たしていかがなものかと悶々とした日々が続いていました。
いずれ独立をと考えてはいたときに地域おこし協力隊の話を耳にし、副業も許されるというこの制度を利用することとなったというのが、決断に至ったいきさつのひとつです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

いま、小学生に将来なりたい職業を聞くと「ユーチューバー」が上位に来るといいます。私が子どものころや就職を迎えた年齢のころは、まだ「いい会社」に勤めることが良しとされる価値観が一般的でした。

しかし、IT技術が発達しAIが存在感を増すと、インターネットを通じて情報を集めコンピュータやスマートフォンがある程度のベストな選択肢を導きだすことができ、個人の力が会社の知の集積を凌駕することも難しいことではなくなります。

そのため、これからの仕事に求められるのはその人らしさであり個の力であると、元旦の日経新聞の特集も伝えています。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「面白くこともなき世に面白く」

これは萩が生んだ幕末の志士、高杉晋作の辞世の句だといわれています。
幕末の世、幕府を通さずとも海外の新たな情報が入り始めた時代、まさに個の力で世の中を切り拓く突破力こそが明治維新を呼び起こしたのでしょう。

この萩の地が輩出した先人たちに学びながら、奮闘するさまをこれからも伝えていきたいと思います。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

日本経済新聞 2020年1月1日(水)付
「消える仕事、生まれる仕事 「職業」より個の力が鍵に」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53792110V21C19A2SHB000/