今年の夏はことさら暑く、大阪で暑さ慣れしていたはずの私もさすがにこたえました。猛暑の間は食欲も減り、はしませんでしたが冷麦など簡単なものばかり食べていました。9月に入りここのところは少し暑さも和らぎ、ようやくお米のごはんなどいろいろなものが食べたくなってきました。
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日経POS情報のデータによると、この猛暑で売れ行きが落ち込んだものとして、チョコレート、カップラーメン、菓子パンなどが挙げられるそうです。
チョコレートは夏場溶けてしまうし、熱いスープが敬遠されるということで夏場に売れなくなるのは分かります。菓子パンというのは私にとっては意外だったのですが、あまりに暑いともそもそした食感が好まれないということがあるのだそうです。
言われてみればなるほどと思うことですが、こうした傾向を店頭で掴むことはアンケートでも取らない限りなかなか難しいものです。しかし、POSデータを利用してそれを気温などのデータと掛け合わせてみることである程度の傾向を見ることができます。
食品に関して言えば、最近は気温などのほかテレビやSNSでの話題も売れ行きに大きく影響するため、多くの食品メーカーでは、日経POS情報などコンビニエンスストアなどから集められたPOS情報をそれらと照らし合わせ商品開発に活かしています。
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ビッグデータなどと呼ばれ、多くの消費者行動の情報が一か所に集められる時代、より効率的に商品を売るためにこれらを活かさない手はありません。
日本経済新聞 9月1日(土)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO34868880R30C18A8TJC000/
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