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私、学生のころは千葉に住んでいましたが、結局そのときには東京ディズニーランド(当時シーはなかった)に行くことは一度もありませんでした。けれども一度だけアルバイトの面接をしに浦安まで行ったことがあります。面接と言っても一日に何百人と集まってきていてその人気ぶりにたまげたました。私は結局、髪が長いという理由だけで落とされてしまったのですが・・・。

そんな引く手あまたのはずのディズニーリゾートですが、27日・28日に大阪まで出向いてきてアルバイト採用の面接を行うそうです。ランド、シーに続く第三のテーマパーク開園でもしてアルバイトが大量に必要になったとかなのでしょうか。ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの決算資料を見ると、新たなテーマパーク開園どころか、入場者数は若干減少の傾向にあり2020年までは年間3000万人と横ばいの計画を立てています。ではなぜわざわざ大阪まで来てアルバイトを採用する必要があるのでしょうか。

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理由は、アルバイト・パート人員の供給不足による人手不足にあるようです。厚生労働省の調査では、テーマパーク・遊園地を含む「生活関連サービス業・娯楽業」のアルバイト不足感を表す指数が、全産業平均を上回っており上昇傾向にあるそうです。そのため他のテーマパークも含め、引越物件の仲介手数料を割り引いたり、無料の通勤バスを運行したり、時給を高めたりして1人あたりの人件費を上げてでもアルバイトの確保を図ろうとしています。

ディズニーリゾートの場合、入場者数は横ばいの計画を立てているので、客単価を上げることで売り上げを上げその原資を確保しようとしています。このところUSJも含めたテーマパークの入場料が上昇し続けている理由は、人手不足による人件費の向上も関与しているのではないかと思います。

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というわけで、テーマパークに遊びに行くには懐事情が厳しいなと言う方、地元のイベントに参加してみてはいかがでしょう。地元の人が地域を盛り上げる活動は実質的に人件費はゼロであり、入場料もほとんどかかりません。さらに自らも盛り上げる側に入ったらさらに楽しく有意義な時間を過ごせること間違いなしです!

日本経済新聞 1月27日(金)付 朝刊より
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12188640W7A120C1TI5000/